医療保険って必要?入院にかかるお金は医療費だけではない【高額療養費制度】を利用しても高くなる原因は…

こんにちは、さやペンです。

今日は医療保険の見直しの際に重要になってくる、2つのことについて考えました。

  • 高額医療(高額療養費制度)について
  • 医療保険の加入の必要性について

公的制度があるから医療保険は不要なのか

公的制度があっても医療保険は必要なのか

さやペンは、高額療養費制度があっても医療保険は必要だと考えています。

 

 

高額療養費制度の誤った解釈

高額療養費制度があるから医療保険は必要ない。

と言う人もいます。その理由は…

入院などで医療費が高額になったとしても、月8万円くらいでなんとかなる。

と思われているからです。

 

高額療養費制度とは、全国健康保険協会ではこう書かれています。

高額な医療費を支払ったとき
(高額療養費)
高額な医療費を支払ったときは高額療養費で払い戻しが受けられます。
高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。 医療費が高額になることが事前にわかっている場合には、「限度額適用認定証」を提示する方法が便利です。
TVなどで取り上げられる時もこのように説明されているのですが、なんとなく見ている状態では、自分にとって都合の良い解釈に変わってしまう時があります。
そして…
  • 医療費が高額になった場合は一定額を負担すればいい。
  • 負担額は一般的なサラリーマンだと8万~9万円くらい。

という感じに変わってしまいます。

 

間違っているわけではありませんが、重要な所が抜けています。

同一月(1日から月末まで)の期間に支払った医療費。

同一月というのが重要。

 

仮に自己負担額8万円として、同一月に入院。

入院費が20万円かかった場合、申請すれば12万円払い戻されます。

 

でも入院が2ヶ月に渡った場合はどうでしょう?

4月の入院費が10万円、5月の入院費も10万円。

各月毎に申請し、払い戻されるのは月2万円の合計4万円です。

 

実際に負担した金額は、同一月だと8万円。

2ヶ月に渡った場合だと、8万円×2カ月分で16万円になります。

 

医療費はどちらも同じ20万円ですが、負担しなければならない金額は倍になってしまうのです。

医療保険が必要かどうかは、この事を理解した上で考える必要があります。

 

 

入院時の食事代は1日約1,500円

入院時にかかる費用は医療費だけではありません。

高額療養費制度は「医療費」が対象。

なので、入院時の食事代は別途支払わなければなりません。

数日の入院であればそれほど大きな金額ではありませんが、1ヶ月近く入院した場合にはかなり高額になります。

入院時の食事代の負担額は一律で決まっていて1食460円。(今後上がる可能性あり)

1日3食で10日間入院した場合、460円×3食×10日=13,800円

30日入院すると41,400円

入院にかかる費用は医療費の自己負担額+食事代になります。

(その他にも病衣など病院で用意してもらったものや差額ベット代などもかかります)

 

 

個室はストレスを緩和する

入院時に個室を希望すると、差額ベッド代がかかります。

平均額は1日1万円程度。

大きな病院では一番安くて15,000円という所もあります。

実際に利用するとかなりの負担になります。

 

その為にも「医療保険で備えよう。」となるのですが、それを必要とするかどうかは個人によって違います。

社交的で人と話すのが好きだから大部屋で十分と考える人もいると思います。

今は元気なのでそう思うかもしれませんが、実際入院になると「やっぱり個室に入りたい」と思うかもしれません。

その時になって経済的理由で個室を諦めなければならなかったら…とっても辛いですよね。

 

個室を選ぶメリットは他にもあります。

個室は付き添いをする家族にとっても快適です。

大部屋だと周囲に気を使います。

「長居してるとまわりに迷惑かな?」と思って入院している家族のことは気になるけど「早く帰ろう」と思ってしまいます。

個室は料金が高いですが、心理的メリットは大きいです。

 

 

入院すると出費が増える

入院すると他にもいろいろ。

必要な物を揃えていると結構お金がかかります。

パジャマや日用品。病院のTVを見るためのカード代とか。

また入院時に退屈しないように、タブレットや携帯ゲーム機を買ったりすると結構な出費になります。

他にも入院している人をサポートする為に、まわりの人の生活も変わります。

仕事と病院の行き来で時間がなくなり、自炊が減り外食が増える。そうすると、食費がいつも以上にかかってしまいます。

本人が会社を休むことで給料に影響が出る場合もあります。

 

 

医療保険は入院時にかかる様々な負担を軽減する

医療保険は医療費を支払う為だけのものではありません。

入院時にかかる費用や様々な負担を軽減するためにあります。

 

医療保険は入院日額〇〇円という形で加入するので、医療費や差額ベット代と思いがちです。

なので、医療費は高額療養費制度があればいい。

差額ベット代は贅沢を言わなければいい。

だから医療保険は必要ない。

保険料分を貯蓄しておけば大丈夫だ。

となるのかもしれませんが、実際に入院した場合それ以外にもたくさんお金がかかります。

それをすべて貯金で対応できますか?

貯蓄が減ってしまっても大丈夫ですか?

 

入院日額10,000円の保険に加入していれば、10日入院すると10万円支払われます。

10,000円×10日=100,000円

この10万円はどう使ってもいいのです。

個室に入らなかった場合、ベット代が節約できるので、その他にかかった費用に充てることができます。

入院費用でも貯蓄でも生活費でも。

 

 

先進医療に備える

先進医療にかかる費用は、全額自己負担になってしまいます。

先進医療費は高額になる可能性が高いので、経済的理由で諦めなければならないということがあるかもしれません。

そうなると、本人も家族も辛いです。

先進医療保障は医療保険に付加する形になります。

先進医療部分にかかる保険料は安いので、ぜひ付加しておいてください。

 

 

まとめ

高額療養費制度があったとしても、医療保険には加入しておくべきです。

医療保険に入っていれば、もしもの時の選択肢が増えます。

大切な家族が病気になってしまったら…

助けられるものなら助けてあげたいと思うでしょう。

できる限りのことをしてあげたいと思うでしょう。

 

『保険料がもったいなかった』と言う人は、保険を使うとこなく元気に過ごせたからであって、実際に保険を使ってきた人は『保険に入っていてよかった』と言っています。

 

さやペンのまわりには、保険のお世話になっている人がたくさんいます。

なので保険に入らないという選択肢はありませんでした。

 

「保険料がもったいない」と言われればそうなのかもしれませんが、病気になってからでは遅いのです!

病気になると保険の必要性を実感します。

保険を嫌っていた人でも「入りたい」と思うようになることがあります。

でも、その時には遅いんです。

病気になってしまったら、新規加入は難しくなります。

加入できたとしても、健康な人よりも高い保険料を支払わなければならなかったり…。

 

だから、健康なうちに備えておく必要があるんです。

病気などで発生する経済的負担は、周りの人にも影響します。

本人が頑張って働くという事ができなくなってしまうので…。

 

自分が病院になった時、周りの人が困らないように一度しっかり考えてみてください。

さやペンは36歳の時に保険の見直しをしました。

年齢が上がるにつれ保険料は高くなってしまいます。

見直すなら今だ!ということで、今後変更しなくていいように老後のこともふまえて考えました。

どんな保障内容になっているのか、気になる人は見てみてください。

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