こんにちは、さやペンです。
ちびペン君もついに自転車の練習をはじめました。
お下がりの自転車が大活躍!
って思ってたんですが…
タイヤの空気がすぐ減ってしまう…。
一応空気入るし何日かは持つからパンクじゃ無いと思うんだよね〜
そんなに乗ってないし…
まぁ空気入れれば乗れるからその都度入れれば大丈夫か!
ということで空気を入れつつ乗ってました。
でもある日…
プシューーーー!
空気入れてたら全部抜けちゃいました。
完全にパンク状態。
その後は空気も全然入らなくなっちゃったので終了…。
どうやら原因は空気を入れる部分にあったようで…
空気が抜ける原因は『虫ゴム』でした。
空気が抜ける原因は『虫ゴムの劣化』
空気を入れるバルブにはタイヤの空気を逃がさないために『虫ゴム』が付いています。
タイヤの空気漏れはパンクだけが原因ではなく『虫ゴムの劣化』によっても起こります。
自転車の空気はムシ(プランジャー)を通って、虫ゴムを押し上げながらタイヤに入っていきます。
空気を入れるときに少し力がいるのは、空気でゴムを押し上げているから。
空気によって押し上げられた隙間を通りタイヤに空気が入ります。
空気が通った後は虫ゴムがもとに戻り、ムシ(プランジャー)と密着することによって空気が逃げない仕組みになっています。
なのでこの『虫ゴム』が劣化すると密着力が弱くなり、隙間ができたり破れたりして空気が抜ける原因になります。
【少しずつ空気が抜ける】
虫ゴムの密着力が弱く隙間ができたり小さな穴が開いている可能性あり
【空気を入れようとしても全然入らない】
虫ゴムが完全に破れている可能性大
虫ゴムはタイヤチューブの生命です。
月に一度は取り替えることが理想です。
と補修用のキットの中に書いてありました。
『虫ゴム』の交換は自分で!
虫ゴムの交換はとっても簡単なので自分でできます。
『虫ゴム』は100均で入手できます。
『虫ゴム』の交換手順
交換手順は簡単ですが長年交換していないと固くなってる場合があります。
①キャップとナットを取り外します。
ナットはくるくる回すと外れますが、固くなっている場合はペンチなどを使って回してください。
②ムシ部分を引き抜きます。
劣化した虫ゴムが中で貼り付いて、固くて抜けない場合がありますが、ムシ(プランジャー)は差し込んでいるだけでなのでペンチを使ったりして頑張って引き抜いてください。
引き抜いたムシ(プランジャー)に虫ゴムが付いていない場合は、途中で破れて中に残っているので取り除く必要があります。細い物(クリップを伸ばしたものや針金など)を使ってガシャガシャすると虫ゴムがくっついて出てくるかも。
→ →
③新しい虫ゴムをセットします。
引き抜いたムシ(プランジャー)を再利用する場合は、劣化した虫ゴムをきれいに取り除きます。
虫ゴムは上までしっかり入れます。
この作業が一番大変でなかなか入らなくて手が痛くて泣きそうでした。
後で調べてみると、「ムシと虫ゴムを数分水につけてから入れると摩擦が減り入れやすくなる」とあったので別の物を使って試してみた所、簡単に入りました。あの苦労が…悲しすぎる…
と、まぁ~そういう事なので水につける方をおすすめします。
④逆の手順で戻していきます。
新しい虫ゴムをセットしたムシ(プランジャー)を入れます。
この時、くぼみ部分に収まらないので、
全部入らない…ゴムが長すぎる?
とかいろいろ悩みましたが問題無し。
ナットを使って押し込んでいくので写真のような状態でOKです。
指でムシを押さえながらナットを回すととめやすいです。
⑤ナットを閉めたら空気を入れて完了。でも1つ注意!
空気が完全に抜けてペチャンコの状態のタイヤに、そのまま空気を入れようとすると、中のチューブを痛める恐れがあります。
なのでペチャンコ状態から少し膨らむまでは、タイヤを少し持ち上げ浮かせながら入れてください。
ある程度膨らんだら普通に入れて大丈夫です。
まとめ
自転車の空気が少しずつ抜けていくのは『虫ゴム』の劣化によるものでした。
虫ゴムの交換は簡単なので、100均で『自転車補修用虫ゴムセット』を購入して自分で直しましょう。
ポイントは、
- 古い虫ゴムをちゃんと取り除く
- 新しい虫ゴムを入れるときは水につけるとスムーズ
- 虫ゴム交換後に空気を入れるときはタイヤを持ち上げながら入れる
虫ゴム交換するまでは乗るたびに空気を補充していましたが、交換してから空気が減ることはなくなりました。
お下がりの自転車君は大活躍しています。