TVアニメを見て、久しぶりに日輪刀を作ろうと買い出しへ。
そしたら、100均の刀が全部売り切れ!
入手できませんでした。
子どもの影響ですっかり鬼滅ファン。
作るぞー!やる気満々だったのに…残念。
100均の刀があれば、カッコいいのが簡単に作れたのに…
『刀』から作るとなるとクオリティに不安。
しかも面倒。
だけど…今回はやる気が勝ったので『刀』から作ってみました。
デコレーションパネルとプラダンで基本の刀を作る
おもちゃの刀が無いので、一から作ります。
材料選びで悩みましたが、セリアに売っている『デコレーションパネル』と『プラダンに決定』。
『デコレーションパネル』だけだと強度が心配。
なので間に『プラダン』を挟んで強度を上げてる方法で作りました。
(プラスチックの刀には全然敵いませんが…)
デコレーションパネルは発泡スチロールを紙で挟んだような感じ。
プラダンはダンボールをプラスチックにしたみたいな物です。
【必要な材料】
デコレーションパネル(セリア横60×縦45×厚み0.5)
プラダン(セリア縦50×横35×厚み0.3)
両面テープ
セロテープ
マスキングテープ
鞘(さや)は難しそうだったので、とりあえず『刀のみ』3本作りました。
後から鞘(さや)も作ったので、追加で下の方に書いてます。
【作成手順】
刀の形のパーツを「デコレーションパネルで2枚」、「プラダンで1枚」作ります。
①デコレーションパネルでプラダンを挟み、両面テープで貼り合わせる。
②刀と鍔(つば)それぞれに色を塗ぬる。
③刀に鍔(つば)をはめて完成。
1.デコレーションパネルに下絵を描いて切る
『刀』の絵を1つ描いて切り取り見本(型紙)にします。
あとは、見本の刀をなぞって複製します。
なので1つだけ頑張って描いてください(^^)
描くときにペンに力を入れすぎると、デコレーションパネルに穴があいてしまうので注意。
① 柄(つか)持ち手になる部分を書く
デコレーションパネルの右端から3センチ。
そこから幅4センチ、高さ15センチで持ち手を描く。
(写真:下から書いていきます。)
② 鍔(つば)を取り付ける部分を書く。
持ち手の上部(4センチの両端)から、
0.5センチずつ内側、上へ2.5センチで鍔(つば)取り付ける部分を書く。
③ デコレーションパネルの右上の角に向かって『刃』の部分を書きます。
10センチ間隔で少しづつ角度をつけ、刀の先端が角にくるようにします。
10センチ上へいくごとに、デコレーションパネルの右端から、
3.5センチ→3センチ→2センチ→1センチ→角(かど)となるように印をつける。
印を軽く直線で結んでから、少し丸みをもたせた自然な曲線になるように補正してください。
④ ③で印をつけた場所(パネルの端からの印)から左側に印をつけ刃の幅を決めます。
刃の幅も少しずつ細くしたいので、
下から3センチ・3センチ・2.8センチ・2.6センチと、細くしていきます。
刃の先端は、パネルの上端から下へ2センチ。
そこから角に向かって曲線をかく。
(つなぎ地点や線が直線的でカクカクしている場合は、少しまるみをつけたりして滑らかになるよう調整してください。)
⑤ 描けた絵を切り取り見本(型紙)をつくります。
不要な段ボールなどを下に敷いてカッターで刀を切り取ります。
スーッと簡単に切れるので、曲線などに注意しながらゆっくり切ります。
『刀』が一つ切り取れたら、それを見本(型紙)にして残りの刀も作ります。
⑥ 1本の刀は、横8センチで書けるので、残りのパネルを8センチで区切ります。
8センチで区切った線で切り離さないでください
8センチで区切った線を切ってしまうと、4枚しか作れないので、刀は2本しか作れなくなってしまいます。
8センチの区切り線は、「刀の見本を固定する目安」にするためのもの。
なので切らないようにしてください。
見本の刀をマスキングテープテープで固定し、カッターで切り取ります。
同じ作業を繰り返し、4枚切り取れたら、刀と刀の間の残ったスペースを使って、さらに2枚作ります。
【胡蝶しのぶさんの特殊な形】
胡蝶さんのは少し形が違うので、刃の部分をもう少し切ります。
1枚に印を書いて切り、もう一枚はなぞって切ります。
① 刀の先端と付け根に印をつける。
先端から5センチ、付け根部分から5センチ(滅殺の文字を入れる場所)に印。
ここは残る部分になります。
② ①で印をつけた中間部分を切り取ります。
刃の方を1センチ幅で切り取れば出来上がりです。
100均の刀を使った胡蝶しのぶさんの日輪刀の作り方を追記しました。
テレビで【鬼滅の刃】のアニメをはじめてみたんですが・・・ 鬼殺隊の柱 冨岡義勇さんと胡蝶しのぶさん カッコイイ~ ってなって鬼滅の魅力にすっかりハマってしまいました。 炭治郎、善逸、伊之助の話もおもしろくて大爆笑。 […]
2.プラダンを切る
プラダンはちょっと小さいので長さが足りません。
2つに分けて切り貼り合わせます。
写真では、刃の途中でつなぎ合わせる形になっていますが、遊んでいるとつなぎ目でポキッと折れてしまったので、
刃の方は出来るだけ一本で切り、柄(持ち手)の方でくっつけるようにした方が折れにくいのかなと思いました。
また、プラダンの向きも、段ボールのなみなみが横になっていると、その位置で綺麗に折れ曲がってしまったので、なみなみが縦になるようにした方が、折れにくくなるかもしれません。
プラダンは硬くて少し切りにくいので、カッターで切るときは注意してください。
① プラダンに見本の刀を固定します。
刃の先端が入る位置に置き、2箇所マスキングテープで止めます。
下側は続きを切るときの目印になるので、プラダンの端に合わせて、マスキングテープを貼っておきます。
② みほんに沿ってカッターで切る。
③ 見本を固定し直して続きを切る。
④ 切ったプラダンを見本の上に置き、長さを確認・調整しながら、つなぎ目をセロテープでくっつける。
つなぎ目から少し横側までグルグルテープを巻いておけば、少しは折れにくくなるかもしれません。
⑤ 他の2本についても同じようにして作ります。
3.両面テープで貼り合せる
プラダンをデコレーションパネル2枚で挟みます。
はがれるのを防ぐために、出来るだけ端の方を両面テープで貼り付けます。
以上で基本の刀作り終了です。
鍔の作り方基本サイズ(共通)
デコレーションパネルの左端から、10センチの所に縦に線を引きます。
10センチごとに区切って、10×10の正方形をつくります。
全部で6つの枠ができます。
1つの鍔(つば)に2枚使うので3個分です。
① 正方形の中央を通る縦・横の十字線と斜めのX線を書く
② 刃を通す部分を書く。
中心から左右に1.5ずつ、上下に0.7ずつ、3センチ×1.4センチの長方形を書く
大体のサイズなので入らない場合は微調整してください。
③ 作りたい日輪刀の模様を描いて、カッターで切ります。
④ 『刀』の作り方と同じように③で書いて切り取った物を見本にします。
デコレーションパネルで2枚、プラダンで1枚、合計3枚作ります。
⑤ 3枚できたら、刃がちゃんと通るかどうか、通してみて確認する。
通らない場合は中心の穴を少し広げて調整します。
⑥最後に3枚を両面テープで貼り合せて完成です。
この作り方で作った日輪刀
キャラクターごとの鍔(つば)や模様の描き方を詳しく書いてます。
↓冨岡義勇さん、胡蝶しのぶさん、我妻善逸くんはこちら
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今回も100均の刀が入手出来なかったので、刀から作りました。 でもやっぱり「鞘(さや)があったほうがカッコいい」と言うので今回は鞘付きで。 刀の作り方はこちら↓ [sitecard subtitle=合わせて読みたい ur[…]
鞘(さや)の作り方
刀だけ作ったんですが、やっぱり鞘(さや)も欲しいと言われてしまい作成しました。
刀に角度をつけていたので、直線で作るとだいぶ大きくなってしまいます。
見た目的にもちょっと残念なので、ちょっと難しかったですが、刀にあわせて少しカーブしているものを作りました。
新たにデコレーションパネルをもう一枚、購入しました。
長さは45センチ。
刀の反りに合わせて鞘も少し反らせます。
① パネルの下側、右端から5.5センチ、1.7センチ、5.5センチを測ります。
② 鞘(さや)の幅を4センチで作成。
①で印をつけた中央(1.7センチの端)からそれぞれ左右に、4センチのところで線を引く。
③ 1.7センチ幅の所は上まで真っ直ぐ。
左右の4センチ幅は、下から20センチの高さまでは真っ直ぐ、それより上は角度をつけていきます。
④ 下から30センチの位置では、中心(1.7センチ幅の両端)から0.5センチ離します。
下から40センチの地点では1センチ、45センチの地点では1.5センチ離します。
鞘(さや)の幅も、下から40センチより上は、少し細くして幅3.8センチにします。
⑤ 別で1本。幅1.8センチ、長さ45センチで、真っ直ぐなものを作る。
フタみたいな感じでかぶせるのに使います。
↓こんな感じになります。
⑥ 先端をふさぐ部分をつくります。
左の部分だけ1.5センチ、あとの右側2つと別の1本は、上から1センチのところで線を引く。
左の1.5センチは残す部分。
折り曲げるので、折りやすくするために軽く切れ目だけ入れる。
あとの残りは、上から1センチのところを切ってしまいます。
⑦ 組み立てます。
下から20センチのまでの直線部分は、線の表面に折り曲げる為の切れ目を入れ、折り曲げます。
(完全に切ってしまわないよう注意して下さい)
先端も折り曲げて、セロテープで止めます。
⑧ 別になっている1本でフタをし、セロテープで固定。
中に刀を入れてみて固定すると、止めやすくなります。
でもあまりきつくしてしまうと、刀が抜けなくなってしまうので、締めすぎには注意。
別になっている1本でフタをしてふさぐのですが、上に乗せただけだと、鞘(さや)をぎゅっと持ってしまった時に、形がつぶれてしまいます。
なので、真っ直ぐになっている20センチくらいまでは中にいれ、間に挟んだ状態でテープで固定。
角度がついてくるそれより先の部分からは、少しずつ外へ引き出し、先端では上からかぶせるような感じにします。
(20センチの位置で、内側に軽く切れ目を入れておくと自然に曲げられます)
↓写真では左が先の方になってます。
↓冨岡さんの刀ですが、鞘に納めてみるとこんな感じになります。
『悪鬼滅殺』文字の書き方
自力で描くには難しいので、画像文字を印刷して切り抜いて使います。
文字を仕上げるときに、元の文字を見ながら仕上げるので、切り抜き用と見本用で2枚印刷します。
ペーパークラフト用など印刷紙があれば、普通の紙よりしっかりしているので使いやすいです。
印刷したら1枚は文字部分をカッターで切り抜きます。
この作業もちょっと集中力がいりますが、ポイントになるので頑張りましょう。
文字の切り抜きが終わったら、作業用段ボールの上に刀を置き、その上に切り抜きした紙を置いて、刀に沿わせて側面を折り曲げテープで固定します。
隙間ができないように固定したいので、刀に合わせて軽く折り目を付け、一度刀から外してしっかり折ります。
切り抜いた部分が浮き上がったりしてうまく折れない場合は、切り抜きした文字全体を上から定規で押さえると曲げやすくなります。
固定できたら爪楊枝などで文字の浮き上がりを押さえながら、白色で塗り潰します。
ちょっと濃いめに塗ります。
そうするとこんな感じになります。
このままでは文字が読めないので、ここに修正を加えていきます。
細い筆が使いやすいです。
筆よりも細くしたいところは爪楊枝を使います。
① 白色で薄い部分を濃くします。
② 背景色の黒や青を使って、はみ出している部分を塗って消します。
切り抜きで無くなってしまった文字の中の部分も書きます。
こうすると意外と綺麗な字に仕上がります。
間違えて塗ってしまっても、少し乾かしてから塗り直せば問題ないです。
あんまり神経質になると終わらないのでほどほどに(^^)
100均の刀を使った日輪刀
一番簡単に作れる日輪刀。
嘴平伊之助はこちら↓
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